衣料は医療

五臓六腑には色がある(5)

今回のテーマは

「五臓六腑には色がある(5)」

です。(2021年過去記事です)

グレゴリオ暦では新年があけましたが
旧暦では、いまは年末にあたります。
沖縄や台湾では、まさに年末で
これからお正月を迎える準備で大忙し。

奈良時代から使われている
カレンダー「24節氣」では
1/20が大寒でした。

2021年の
立春は2/3の23時59分です。

立春の前日を節分といいますので、
今年は124年ぶりに
2/2が節分です。

24節氣カレンダーは、
季節感を言葉で表すことで
寒さや暑さをイメージできます。

自然界の動きを知る事が
できますから
健康を維持していくには
24節氣をつかっている
暦を知ると良いわけです。

実は合理的なのです。

大寒は大きな寒さ
と書くだけあって、
1/20は
かなり寒かったですね。

2/3の23時59分に立春となり
丑年は、実は
ここからスタートです。

さて、今回のメルマガ
「五臓六腑には色がある(4)」
です。

東洋思想では
五臓六腑や感情にも
色をあてはめています。

1)悲:悲しみ、憂い⇒ 白 
  肺・大腸

2)思:思惑、考えすぎ ⇒黄 
  脾臓・胃

3)恐:恐怖、怖れ ⇒青 
  腎臓・膀胱

4)怒:怒り ⇒ 緑
  肝臓・胆嚢

5)喜:喜び ⇒ 赤
  心臓・小腸

白、黄色、青とお伝えしましたので

今回は、インヨウ*ゴギョウの
5つのセオリーの中の
緑について。

緑は
感情でいうと「怒り」
臓器でいうと
「肝臓・胆嚢(たんのう)」
とつながります。

緑の補色(反対色)は赤。
クリスマスカラーで覚えると
簡単かしらね。

無言の臓器の一つ、肝臓さん。

緑は中性色、
そして
緑の効果としては
中立を保つ色。

森林浴をして
癒されるときの色。

緑は愛の色とも言われ
セラピストや先生など
公平な愛に向く色。
ある意味中立を保とうとする。

緑と肝臓と怒りの関係は
我慢し過ぎ、
もしくは自分の意見を
うやむやにしてしまう事に
関係するのでしょう。

要するに、緑のバランスが
アンバランス状態になると
怒りになる。

言い出せない
伝え方がわからない
言うのが面倒
ほっとこう
コミュニケーションするのが嫌
etc

お酒の力を借りてなら
言えるかもしれない・・・?!

会社の上司や
夫婦間において
言いたいことがあるけど
上手く伝えられそうもないから
とりあえずの
イエスをいってスルーしておこう
という氣持ち。

これが溜まっていくと
怒りっぽくなるわけです。

伝える練習をするには
緑の補色「赤」が必要。

思っていることや
自分を表現する色だからです。

緑色の服をずっと纏い続けると
優柔不断になりやすくなります。

優しさと優柔不断
似て非なる言葉。

どのように伝えるか
色々勉強する事が
必要かもしれませんね。

怒りの奥には悲しみがあり
どうせ伝わらないという
前提があるからです。

どうぜ伝わらないと、もしも
思うのであれば
やはり暦を知り
学ぶと良いでしょう。

暦を学ぶと
相手の考え方の
クセを知り
理解できるようになれば
コミュニケーションが
スムーズになります。

肝臓の働きの一つは
解毒。
分解して、謎を解く。

セオリーを知るには
「暦」のインヨウ*ゴギョウ
を学ぶことがオススメです。