衣料は医療

五臓六腑には色がある(2)

今回のテーマは

「五臓六腑には色がある(2)」

です。

12/7は
奈良時代から使われていた
カレンダー「24節氣」では
「大雪」でした。

「たいせつ」と読みます。

大きな雪、字のごとく
雪が平地にも降り、山々は雪を
かぶる頃。

本格的な冬の到来で、
動物達は冬ごもりをはじめます。

人間は、年末年始に向け
あわただしい時期を過ごす時です。

太陽が移動する天球上の道を
黄道といい、
黄道を24等分し、
それぞれに美しい言葉をつけたものが
24節氣カレンダー。

太陽光のカレンダーでもあり
言葉のカレンダーでもあるわけですね。

 

さて、今回のメルマガ
「五臓六腑には色がある(2)」
です。

東洋思想では
五臓六腑や感情にも
色をあてはめています。

今回は、インヨウ*ゴギョウの
5つのセオリーの中の白について。

白は
感情でいうと悲しみや憂い、
臓器でいうと肺・大腸という
キーワードとつながります。

考え方として、
白の反対色(補色)は?

はい、

「黒」

ですね。

黒い服をずっとまとっていると
悲しみ、憂い

ひいては

肺・大腸

に影響する

ということ。

逆も然り。

人は悲しみの感情を持つと
どうしても暗い色の服に
手が伸びがちです。

近親者が亡くなった後は特に。

以前、フォーマルドレスを
作成させて頂いた
ある女優さまのお一人。

黒いドレスをご希望になり、

「黒は喪の時に纏う色」

晴れ舞台や授賞式に
着る色ではないという
マナーがありますと

空気がヒンヤリとしましたが

打ち合わせで、
お伝えしまして。

結果的に黒ではなく
濃紺のドレスを
お作りさせて頂き、
とても喜んで頂けました。

だいぶたってからわかったのですが
その年、どうやら
お父様が亡くなられていたようです。

知っていれば、
違うアプローチができたのに・・・
と思った瞬間でした。

私自身も20代N・Yに留学していた頃
まっ黒くろすけなコーデでしたから。
遠距離恋愛していたので
今思うと、悲しみの感情が
入っていたのでしょう。

悲しみ 憂いの感情から
抜け出して
バランスをとるには基本
まずは「白」

●白
悲:悲しみ、憂い 
肺・大腸

このつづきは
また