衣料は医療

感情には色がある(3)

今回のテーマは

「感情には色がある(3)」

です。(2020年過去記事です)

8/7は
奈良時代から使われていた
カレンダー「24節氣」でいうと立秋。

立秋という文字からすると
秋が立つ。

えぇ、もう秋ですか?!

と思いがちですが、
この日を境に季節が移り替わり、

秋を感じはじめる
という意味です。

空の雲から
秋を感じ始める事が
できるようになります。

日の入りも
徐々に早くなり
やはり秋を感じはじめる事が
できます。

とはいえ、まだまだ暑い日が
続きますので
熱中症対策をして過ごして
まいりましょう。

さて、前回のメルマガ
「感情には色がある」
の続きです。

東洋思想では、
感情には色をあてはめています。

セオリーとして
悲・思・恐・怒・喜
5つの感情に分けられます。

1)悲:悲しみ、憂い⇒ 白 

2)思:思惑、考えすぎ ⇒黄 

3)恐:恐怖、怖れ ⇒青 

4)怒:怒り ⇒ 緑

5)喜:喜び ⇒ 赤

前回は
「青」についてでした。

今回は、「白」について。

白は色彩学的には
無彩色と呼ばれます。

物理的には光の色を
統合すると白になります。

日本では
明治維新で黒い喪服が広まる以前
1000年以上、喪服は白でした。

悲しみを表す色という事
で喪に使われた色
だったのでしょう。

海老蔵さんのお母様は、
旦那様である団十郎さんの
お葬式に純白のお着物を
纏われました。

結婚の際も、白無垢です。

結婚とは
育ててくれた親と分かれ、
悲しみがこみあげてくる。

まさに白。

そして悲しみの後
新たなるパートナーと過ごし
愛を育んでいく。

悲しみと愛は
表裏一体。

白は悲しみも
愛も含んでいる、

そして
決意表明していく色
なのかと思います。

東洋思想や暦を知ることは
人生を楽しく豊かにできる
智慧になりますね!